Day 1: 9/11 Thu. 14:00 - 14:30
BC-104

マルチクラウド時代の洗礼として得た手痛い教訓

〜想定外の通信費急増を招いた背景と再発を防ぐベストプラクティス〜

マルチクラウド環境でSnowflakeを活用する中、コスト見積もりの甘さと異常監視の不備により想定を大きく上回る通信(エグレス)コストが発生し、まさに“洗礼”とも言える事態に直面しました。本セッションでは、当時のアーキテクチャ設計や意思決定プロセスを振り返りながら、なぜこのような事態が起こったのか、そこから得た教訓、そして再発防止に向けた具体的な対策について、実際の経験に基づいてご紹介します。

  • 2024年にデンソーへ入社し、Snowflakeを中核とした全社横断のデータ活用基盤の開発・運用を担当している。グループ会社を含む幅広いユーザーに向けて、基盤の整備や利用支援に取り組む。現在は、5,000人を超えるユーザーに活用されるまでに成長し、デンソーグループにおけるデータドリブンな意思決定の推進に貢献している。
    近藤 忠優 氏
    株式会社デンソー
    ITデジタル本部 デジタル活用推進部
    Project Assistant Manager