Day 2: 9/12 Fri. 14:00 - 14:30
BC-208

データドリブン創薬加速を目指したデータ統合解析基盤構築

中外製薬研究本部におけるデータドリブン創薬加速を目指した取り組みを紹介する。2023年に稼働したSnowflakeを中核とした研究データ統合・解析基盤「dPROACT」について、その背景や目指す方向性および現状を共有する。FAIR原則に基づくデータ統合・解析環境など、Snowflakeの特長を活かした具体的な活用イメージや今後の計画を交えながら、創薬研究におけるデジタル変革の実際を伝える。

  • 中外製薬研究本部で10年以上にわたりデータサイエンティストとしてのキャリアを積む。バイオインフォマティクスを専門とし、がんや免疫疾患領域における創薬標的やバイオマーカー候補探索、作用機序解析、そのためのオミクスデータベース構築などに貢献。2019年以降は研究部門全体のデータサイエンス力強化に向け、研究系データ統合解析基盤構築プロジェクトを主導、データ価値最大化およびデータドリブン創薬加速の実現に尽力。
    武藤 裕紀 氏
    中外製薬株式会社
    研究本部 モダリティ基盤研究部 データエンジニアリンググループ
    グループマネジャー